【プロの着物買取ポイント】着物の保存状態を確認しよう

売りたい人にとってはより高く、買取たい人に取ってはより安く。

これは着物に関わらず売買においての基本です。
一般的に中古品は安く買い取られる事も多々ありますが、「保存」「美品」「価値」といった、美術品の様な観点からも価格に反映されます。
ここではプロが着物買取る際のチェックポイントを順番に押さえて行きましょう。

着物の保存状態が良く綺麗な物は高価買取ポイント

着物を買い取ってもらう為の基本としては、保存状態がよく綺麗な着物です。
未着用品、新品、着用回数が少ないもの、いわゆる買取業者がすぐに売れる綺麗な物はやはり手間も省ける事から高く買取を行っている事があります。

ある意味では着物だけに限った話しではないのですが、普段からの保存やお手入れなどが非常に重要になってきます。
一番の最善は定期的に着物屋さんに保管の方法やお手入れを方法を教えてもらってやる事が確実です。

しかし間違った方法の保管や手入れでは生地を傷め、素人目には見えない汚れ等があった場合は買取価格が下落する事もあります。
なぜなら再販するために業者様の方で汚れを落としたりする事で売るまでに時間と手間がかかる事から、着物買取査定ではマイナスになる事があります。
ですので、多くの買取点では経年劣化の少ない5~10年以内のお着物を目安に高価買取を行っている事が業者様にとっても最もよい物として考えている事が多いようです。

しかし上述の通り、お着物はただ普通に保管しているだけでは虫食いやカビ、変色などがあり、せっかくの美品と言われる着物でも劣化して行く可能性はあります。
サイズが合わないから、年齢に合わないから、着る機会が少ないからなど、簞笥に長く保管してしまう事があるならば、なるべく早めに着物の買取査定に出す事をお勧めします。

次の着物買取チェックポイントは、「ブランド!?」

【プロの着物買取ポイント】着物の種類、サイズ、作者を見ている。

いくら保存状態が良い着物でも、素材や種類、サイズ、作者など、「ブランド」といった側面は非常に重要です。
ここでは業者様が見ている着物買取ポイントの、「質」の部分をご説明します。

素材、産地、作家、トレンドは着物の価値

やはり着物は多くの人に取っては高価な物。高価な物にはやはり理由があり、着物には様々な「質」が絡み合ってその価値を産み出しております。
プロや着物買取を行う方々もその質は重要なチェックポイントとして査定しております。
そんな着物のポイントは一般的な服飾と同じ様にサイズや生地、ブランド(作家)、流行などは買取対象となっているようです。

また、着物はやはり生地良い場合はそのもの価値が反映される事も有る為、テレビでも職人さんが取り上げられる用に、天然素材の方が化学繊維より買取価格は高くなります。
「サイズ」については、小さすぎるものや特殊なサイズの着物は買い手がつかずリサイクル用の生地にしかならない事もあり、価格は下がる傾向にあります
しかし着用しやすいサイズであると、需要も多い=販売がしやすいと言う事もあり高額査定のポイントとなります。

ブランド服と同じくして、着物にも著名な作家(デザイナー)が仕立てたもの、著名な産地(ブランド)によって大きく変わるので、こちらも次回に紹介して行きたいと思います。最後に、やはり流行、これは一般のアパレル業界でもあり得ますが、人気の少ない色、柄などがその時々のトレンドに合わせて増減する事が有ります。

やはり良いものであればある程価値は高く、かつ、丁寧に保存されているのであれば高額買取が考えられますね。
このように考えると、着物であっても、その人の物の扱い方、考え方次第で着物買取査定の際に評価される事がありますね。

【プロの着物買取ポイント】着物や帯の証明書が大事!

着物の保管方法や、着物の種類、サイズ、作者以外でも着物買取の際のポイントが有ります。
それは、「証紙」とよばれるその物の出所や品質を証明する物で、着物買取の際に価格を左右するポイントが有ります。

正確には産地を証明する「登録商標」のようなもので、それぞれの産地ごとの染めの基準を満たし、厳しい検査に合格したものには「染め証紙」が貼られています。当然出所や品質を証明してくれる物があった方が業者のみならず、次に購入するかたも安心に繋がり、売れやすくなると言う事も考えれば値段が上がるのも納得が出来ますね。

もちろん、全てのお着物に証紙があれば高く買い取ってもらえると言う事を保証する物ではありませんが、
業者は着物買取の際にチェックするポイントですので忘れずに同梱して下さい。この証書ですが、やはり紙と言うのはどうしても捨ててしまう事が多々聞きます。
購入時に丁寧に保管し、もう一度探してみましょう。高級な物には間違いなく証明されていますし、値段が大きく変わる事が有ります。

これらは業者様が着物を買取る際にチェックする最も基本的な事ですので、こちらを踏まえて査定や保管などを行いましょう。

着物生地の種類と見分け方

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着物を高額で買い取ってもらいたい場合、その生地が上質であればあるほど良いということはみなさんご存知のことでしょう。けれど、どのような生地が上質なのか、そもそもどのような種類があるのかが分からないという方も多いはず。そこで、着物買取に出す前にチェックしておきたい着物生地の種類と見分け方をご紹介します。

【着物生地の種類】

一般的に、着物には、絹や麻、木綿、ウール、化繊(ポリエステル)などの生地が使われています。正式な着物の生地は絹で、麻、木綿、ウールはフォーマルなシーンには不向きといわれています。化繊とはポリエステルなどの化学繊維のことですが、こちらは柄によってはフォーマルにも使えます。

最もポピュラーな絹は、美しい光沢を持ちます。しかし湿気に弱く、傷みやすさがあります。麻や木綿は通気性に優れていますが、シワになりやすさがあります。ウールは暖かいですが、虫に弱いところがあります。
化繊は比較的安価で、洗濯もできる便利な素材ですが、吸湿性が少ないということもあります。

着物買取業者に査定を依頼する場合、当然、化繊より絹の生地のほうが高く買い取ってもらえます。また、フォーマルでない麻や木綿、ウールも、絹よりは買取額が劣ることもあるでしょう。

【着物生地の見分け方】

買取査定に出す際、自分の着物の生地が何なのかが分からないという場合には、次の方法で見分けることができます。例えば、手触りやアイロンをかけたときです。

手触りの場合、やわらかくなめらかでふっくらとしているのであれば絹、少し硬めなのは麻といった具合です。化繊と絹の手触りの区別がつかない場合には、アイロンをかけたときに、折り目が消えるかどうかで判断できます。絹はシワになりにくい性質があるため、化繊よりもアイロンによって折り目も戻りやすいのです。

これらのことを参考に、買取査定前に生地の種類を確認しておき、その生地が買取可能かどうか、どれほどの査定額になるのかをあらかじめ調べておくと良いでしょう。

買い取ってもらうときに有利な着物の洗い方

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大切な着物を買い取ってもらう場合、できるだけ高額で買い取ってもらうのが理想です。しかし、それにはちょっとしたコツが必要。中でも、着物の状態は非常に大きく査定に響いてきます。そこで、着物を買い取ってもらうときに有利になる、着物の洗い方をご紹介しましょう。

【買取時に洗い方で査定額が変わることも】

買取査定に出した着物に、思わぬ染みがついていて、査定額が下がってしまった…。そんなことがあると大きく損します。けれど、より良い買取業者には、優秀な査定士がいるものです。それだけ、どんな些細な汚れも見抜かれてしまうということです。

できるだけ査定額を上げるためにも、やはり着物はきれいにしてから査定に出したいものです。よく、買い取った後に業者が洗ってくれるだろうと思い込んでいる方もいるようですが、洗わずそのまま査定に出してしまうと、査定額が下がってしまうことも大いに考えられるのです。

【上手な着物の洗い方】

では、具体的に査定に有利になる着物の洗い方をご紹介します。
着物を洗うときは、必ず着物専門のクリーニング業者に依頼しましょう。中には、着物を受け付けていないクリーニング店もあるので注意が必要です。着物専門でない店でも受け付けてくれるところもありますが、どうしても着物の扱いに慣れていないため、洗濯方法によっては生地が傷んで戻ってくることも。
やはり、着物に特化したクリーニング店に依頼するのがベストです。

ちょっとした染みなら、自分で染み抜きしてから買取査定に出そうと思っている方は要注意です。自己流の方法ではかえって染みが浸透してしまったり、生地を傷めてしまったりすることも。ここは多少費用をかけてでも、専門店にクリーニングを依頼するのが正しい選択といえます。

きれいで完璧な状態で自分の着物を査定に出して、少しでも着物の査定額が上がるようにしたいものですね。