ハイローオーストラリアの税金は、総合課税です。
ハイローオーストラリアで勝って得た利益は、会社やバイト先からの給与所得など、ほかの所得と合算して課税されます。
税率はそれぞれの所得によって変わり、5%~40%の所得税が課されます。
ハイローオーストラリアの税金計算
課税される場合とされない場合
確定申告について
ちなみにまだ、口座開設がお済でない方は、当サイトのハイローオーストラリアの口座開設方法を参考に開設してみて下さい。
ハイローオーストラリアで得た収入の税金計算

ハイローオーストラリアの税金は【総合課税】に分類されます。
得た所得の合計金額によって税率が決まる課税方法で、該当するのは全部で9種類の所得です。
①給与所得:勤務先からの給料やボーナス
②事業所得:サービス業、農業、商工業による所得
③配当所得:株などの配当金
④不動産所得:土地や建物などの貸付による所得
⑤山林所得:山林の伐採や譲渡による所得
⑥一時所得:生命保険の満期金や懸賞の当選金など
⑦譲渡所得:車や貴金属などの資金を譲渡した時の所得
⑧利子所得:金融機関の利子や公社債などで受け取った利子
⑨雑所得:年金や講演料、その他の所得に該当しない所得
①~⑨の中で該当する所得のすべてを合算して、合計金額で税率を決定することを累進税率と言います。
累進税率は所得の合計金額が大きくなればなるほど、比例して税率も高くなっていくもので税率と控除額は以下の通りです。
所得合計 | 税率 | 控除額 |
195万円以下 | 5% | 0円 |
195万円以上330万円以下 | 10% | 97,500円 |
330万円以上695万円以下 | 20% | 427,500円 |
695万円以上900万円以下 | 23% | 636,000円 |
900万円以上1800万円以下 | 33% | 1,536,000円 |
1,800万円以上 | 40% | 2,796,000円 |
税率は全部で6段階で、ハイローオーストラリアでいくら利益が出たのか、その他の所得がいくらあったのかでどの位置に該当するのかが決まるので固定はされていません。
まず利益確認からしよう
税金をきちんと納めるために、まずは利益確認から始めます。
確定申告の対象となる期間のハイローオーストラリアでの取引の履歴が、マイページの取引履歴から確認できるので開いてみてください。
以下の通りに確認したい取引履歴の表示の設定をします。
オプションの種類:全て
ステータス:全て
検索期間設定:前年の1年間
例えば今は2021年なので検索期間は2020年1月1日~2020年12月31日と設定することになります。
すべての設定が終わったら選択するをクリックすると、指定した期間の取引履歴の一覧が表示されたはずです。
この履歴を使うので右上にあるダウンロードを選択してください。
取引履歴のダウンロードをする時のファイルの形式は【PDF/CSV】から選ぶことができますが、何か特別な理由がない限りはPDFファイルをおすすめしています。
CSVだとペイアウトなどを合計した金額が表示されないので、自分で入力をし直す手間がかかるためです。
ではデータのダウンロードができたら自分の履歴下部で以下の2点を確認してください。
①掛け金の合計
②ペイアウトの合計
ここで掛金よりもペイアウト額が多くなっている人は、その年のバイナリーオプションで利益が出ているということになるので税金の支払い義務が発生する可能性があります。
反対に掛け金の方が多い人は損失となりバイナリーオプションでの税金の支払い義務はありません。
ハイローオーストラリアは雑所得に該当
ハイローオーストラリアは所得の種類の中の【雑所得】に該当します。
雑所得とは
雑所得とは、利子所得、配当所得、不動産所得、事業所得、給与所得、退職所得、山林所得、譲渡所得及び一時所得のいずれにも当たらない所得をいい、例えば、公的年金等、非営業用貸金の利子、副業に係る所得(原稿料やシェアリングエコノミーに係る所得など)が該当します。参考URL:国税庁HP
雑所得は単体で税金の支払い額が決まるのではなく、他の種類の所得と合算した合計で計算されるので注意が必要です。
ハイローオーストラリアは投資なので、利益が出て収入があった時はきちんと申告をして税金を納める必要があります。
ただ絶対に税金を支払うことになるとは限りません。
得た利益の金額によっては支払わなくてもいい場合もありますが、反対に大きな金額の税金を納めることになる場合もあるのです。
トレーダーの中にはこんな風に考えている人も少なくはありません。
◇海外の業者だし税金を払わなくてもバレない
◆確定申告は面倒だからしない
◇給料の分の税金を納めているから問題ない
全部アウトです!脱税になる可能性もあるので必ず申告をして必要があるのであれば、税金を決められた期間内に納めるようにしてください。
現在以下の2つに該当する人は確定申告はしなくてもいいことになっています。
・給与所得などの合計が年間20万円以下
・公的年金の合計が年間400万円以下で、それ以外の所得が年間20万円以下
働いて給与をもらっている人にはなかなか難しい条件ですが、該当するのであればバイナリーオプションで利益が出ていても確定申告をする必要がありません。
ハイローオーストラリアで税金がかかってくるケース

ハイローオーストラリアでは税金がかかってくるケースの方が多いはずです。
そこでどのくらいの収入と利益で、どのくらいの税金を支払う必要があるのか分かりやすいように例をあげて計算をしてみました。
計算方法
給与-給与所得控除=給与所得
所得×(給与所得+利益)-控除額=課税所得
課税所得×税率-控除額=所得税
所得税×2.1%=復興特別所得税
課税所得×6%+均等割額-調整控除額=市区町村民税
課税所得×4%+均等割額-調整控除額=都道府県民税
国内バイナリーオプションと海外バイナリーオプションでは税金の計算方法がちがいます。
ただ、年間330万円の利益がボーダーラインとなっていて、超えるようであれば国内バイナリーオプションの方が少ない税金で済むようになります。
サラリーマンの場合
まずは本業があるサラリーマンの場合の税金です。
働いて得た給与所得:400万円
ハイローオーストラリアの利益:100万円
(年間合計500万円の所得があった場合)
①所得税
400万円-(400万円×20%+540,000円)=266万円
②課税所得
266万円+100万円-680,000円=298万円
③所得税
298万円×0.1-97,500円=200,500円
このサラリーマンの所得税は200,500円となりました。
最後に97,500円マイナしたのは、195万円以上~330万円以下の所得の場合は控除が97,500円あるからです。
もう少し年間所得が少ないサラリーマンで計算してみます。
働いて得た給与所得:250万円
ハイローオーストラリアの利益:100万円
(年間合計350万円の所得があった場合)
①所得税
250万円-(250万円×30%+180,000円)=157万円
②課税所得
157万円+100万円-680,000円=189万円
③税金
189万円×0.1-97,500円=91,500円
所得税は91,500円支払う計算になります。
このように海外バイナリーオプションではすべての所得の合計から税金が決まるので、人によって違うということを覚えておきましょう。
主婦の場合
主婦の場合はパートなどにより収入があるのか、ないのかで税金も変わってきます。
アルバイトやパートをしている
ハイローオーストラリアの利益が年間20万円を超えたら税金を支払う
専業主婦
ハイローオーストラリアの利益が年間48万円を超えたら税金を支払う
シンプルに見えますが、旦那さんの扶養に入っている主婦の場合は税金と一緒に扶養から外れるラインを知っておく必要があります。
103万円以内 | 住民税が発生しない |
103万円以上 | 段階的に所得税がかかる |
130万円以上 | 扶養から外れなければいけない |
絶対に扶養内におさめたい時は103万円を年間を通して超えないように、パートやハイローオーストラリアの取引をしなければいけません。
では主婦の場合は税金がいくらかかるのか、例をあげてチェックしていきましょう。
①専業主婦が250万円稼いだ場合
所得税:250万円✕10%-97,500円=152,500円
②パート主婦がパート代80万円と利益100万円を稼いだ場合
消費税:(100万円+80万円✕5%)=90,000円
ここに復興特別所得税が加算された金額を支払う計算になります。
利益が出れば出るほど税金も多くなるので、がっつりハイローオーストラリアで取引をして利益をあげたいのであれば扶養は外れることは覚悟しておいた方がいいでしょう。
学生の場合
学生の場合も主婦と同じです。
バイトによる収入があるのか、ハイローオーストラリアだけで稼ぎを得ているのかで税金がかかってくる金額が違います。
①学生が250万円稼いだ場合
所得税:250万円✕10%-97,500円=152,500円
②学生がバイト代80万円と利益100万円を稼いだ場合
消費税:(100万円+80万円✕5%)=90,000円
扶養に関しても主婦と全く同じです。
親の扶養に入っているのであれば、ハイローオーストラリアで取引を始める前に親にバイナリーオプションで投資をすることを伝えて税金の話をしておいてください。
扶養から外れることで控除がなくなり、親の税金が上がる可能性があるためです。
たまに勤労学生控除が使えるのでは?という学生もいますが、基本的にハイローオーストラリアには適応されないケースが多くなっています。
・勤労によって得た所得がある(アルバイト等)
・合計所得が65万円以下で勤労以外の所得が10万円以下
上記の収入にハイローオーストラリアの利益をプラスするので、該当することはまず難しいと思っておいてください。
ハイローオーストラリアは節税できないの?

ハイローオーストラリアは海外バイナリーオプションだか節税はできないと思っている人が多いようですが、海外の業者を使っていたとしても節税はできます。
ただ、節税対象になるのは利益を得るためにかかった経費だけです。
あれもこれも経費として計上しても、受け付けられないので該当するものが何なのか頭に入れておいてください。
・取引に使うパソコンやタブレットの購入費用
・PCやタブレットの周辺機器の購入費用
・バイナリーオプションに関するテキストや雑誌の購入費
・勉強会などに参加するための参加費や交通費、宿泊費
・メモや記録をつけるためなどに購入した文房具
・取引ツールやレクチャー代
・通信費
・ネットの利用料金
文房具の場合は基本的に10万円を超える物は不可とされています。
また自宅でハイローオーストラリアの取引をしている場合は、光熱費やネットの料金などは日常生活で使用した分との区別が難しいため経費として受け付けられないこともあるようです。
税務署の判断になるので念のため経費として申請してみるといいでしょう。
そのためには領収証など「日付・料金・用途」が分かる書類は必ず申請をする時まで全部保管しておいてください。
海外のバイナリーオプション業者だから税金はばれない?
ハイローオーストラリアは日本の金融庁の管轄ではないですが、税金を払わないでごまかそうと思っても絶対にバレるので必ず確定申告をしてください。
海外とのお金のやり取りはすごく厳重に管理されています。
ハイローオーストラリアの利益を出金した場合、その出金の履歴は銀行やクレジットカードなど利用した各機関に残っているのです。
脱税やマネーロンダリングなどの疑いがある場合は、金融機関などは情報提供をしてもよいことになっているのでばれないことはほぼ100%ありえません。
脱税になる
税金をバレないだろうと払わずにごまかしてしまうと、脱税をしたことになり本来支払うはずだった金額よりも多い金額を支払わないといけなくなってしまいます。
過少申告加算税:期限内に申告をしたが過少申告をしていた
無申告加算税:期限内に申告をしなかった
不納付加算税:期限内に源泉所得税を納付しなかった
重加算税:意図的な偽装や隠匿によって無申告・過少申告をした
延滞税:納付期限を過ぎた場合に発生する延滞金
利子税:分割納税を認められた場合の延納分に課税される
悪質度が高ければ高いほど罰も大きくなっていきます。
また、最悪の場合は「10年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰」に問われることもあり、後から後悔をしても遅いです。
さらに、不正に脱税をしなかったとしても申告をしていなければ「5年以下の懲役もしくは500万円以下の罰金」になることがあります。
税金に関しては国内・海外関係なしに徹底管理されているのできちんと納めてください。
ハイローオーストラリアの税金で会社にばれる?
特にサラリーマンの人が気にしているのは、ハイローオーストラリアで税金が発生したことで会社に投資をしているのがバレるのかということです。
今まで通りに住民税を会社の給料天引きで支払っていてはバレてしまいます。
でも確定申告の時に住民税を自分で支払うに変更しておけば、会社を通さずに自分で納付することができるので会社にバレることはありません。
最近はコロナの影響で副業を認めている会社も多くなってきています。
ただ、ハイローオーストラリアなどのバイナリーオプションは投資なので副業には該当しない為、実際は許可がなくても問題はないのです。
それでもバレたくない場合は住民税を自分で納付するうようにしましょう。
2022年の確定申告はこの期間に行おう
2022年の確定申告は2月16日~3月15日の間に行ってください。
会社員の人やパート主婦・学生などそれぞれに確定申告に出向ける時間帯や曜日が決まっている人もいるはずです。
税務署は平日の午前8時30分~午後5時の受付になるのですが、2月の確定申告期間の場合は「第3・第4日曜日」に受付をしてくれることが多くなっています。
エリアによっては税務署ではなく合同会場が用意される場合もあるようです。
ただ、今年はTVではCMされているようにコロナの感染拡大防止のために、オンラインによる確定申告が推奨されています。
自分やまわりの人に感染を広げないためにも、可能な限り密になる可能性が高い確定申告会場は避けて、オンラインによる申告をするように心がけてください。
確定申告の方法
では確定申告のやり方をご説明します。
確定申告の方法はオンライン・郵送・窓口の3パターンありますが、今年はオンライン申請が多いはずなのでe-Taxについて詳しく解説し、残り2つは簡単に説明します。
オンライン申請「e-Tax」
オンラインによる確定申告は「e-Tax」で行いますが、以下のスケジュールで利用ができるようになっているので確認しておいてください。
【e-Tax】
8:30 ~ 24:00
【ヘルプデスク】
平日9:00~17:00(19:00までの日もあり)
まずはe-TaxのHPへアクセスし、マイナンバーカードを登録から始めてください。
PCで手続きをする場合はICカードリーダライタが必要となるので、持っていない場合はスマホからの申請となります。
終わったら次は利用者クライアントソフトのインストールを行います。
詳細はこちらの公的個人認証サービスの公式サイトを参考にしてください。PDFのリーフレットを見ることが可能です。
ここまでできたらe-Taxで確定申告の書類作成ができるようになります。
ただ、他のソフトですでに情報入力が終わっている人の場合は、そのままそのデータを使うことができるのでスムーズに完了させることが可能です。
ハイローオーストラリアのトレーダーは自分で先に確定申告ソフトにて準備をしている人が多い傾向があります。
時間をかけたくないのであれば、自分で確定申告ソフトを用意して予め情報を入力しておくことをおすすめしています。
郵送による申告
ハイローオーストラリアの確定申告を郵送でする時は、納税地の税務署あてに書類を送付して手続きを行います。
出向く必要がないのでオンラインと同じで人込みを避けることができますが、書類を自分で作成する必要があるため不備が起こりやすくなっていて注意が必要です。
不安な時は電話で相談ができますが、確定申告期間は混みあうため繋がりにくいことがあります。
また、書類を送る時は「信書」で送ること、確定申告期限は消印で判断されることも覚えておいてください。
窓口で申告
もちろんオンラインが推奨されていますが、窓口での確定申告も可能です。
すぐに疑問点を解決できるメリットがありますが、確定申告期間はとても混雑するため終わるまでに時間がかかる可能性が高くなっています。
確定申告に持参する物については国税庁HPを参考に準備をしてください。

最後まで記事を読んでいただきありがとうございます。
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また、ハイロードットコムに関して質問があれば何でもお気軽に聞いてくださいね。
質問内容によってはお時間はかかりますが必ず返答いたします。